top of page

山崎金属工業様★NIIGATA職人リレー

こんにちは!

リリマリのみさきんぐこと矢田美沙希です(*´▽`*)

今回でNIIGATA職人リレー第5弾☆

ということで、「山崎金属工業株式会社」さんに工場見学をさせていただきました!

今回は、工場長の山崎 修司さんにご案内していただきました。

①仕事内容

金属洋食器の製造・販売、器物・刃物類の製造・販売、良質なステンレス鋼材の国内外への卸販売、金属部品の製造をしています。

②やりがいを感じる瞬間

 私達が作っているものは、部品ではなく直接お客様の手や口に触れるものなので、少しの妥協も出来ません。

また、ノーベル賞晩餐会でも、私達が作ったカトラリーを使っていただいたので、「世界の頭脳が私達のカトラリーを使っている」と思うと意識がとても高まります。

③この仕事をする上で最も大事にしている所

 「できない」と言わず、「どうやったらできるか」を考える事を大切にしています。

デザイナーさんが私達の会社にデザインを持ち込んで来てくれますが、デザイナーさんは、もの作りに関しては、知らない人が多いので、なかなか製作が難しいデザインも中にはあります。

しかし、初めから「作れません」と突き返すのではなく、出来るだけ、私達もデザイナーさんのこだわりのある部分は残しつつ、新しいものが出来るよう、日々難しいデザインにも挑戦しています。

④大変な所は?

ブランドの維持やサービス面です。

なかなか大変ですが、お客様に喜んでいただく為に、様々なサービスを行っています。

アメリカにある山崎金属工業の支店では、カトラリーをお買い上げいただいたお客様には、アメリカ国内であれば24時間以内にお客様のもとに届くようなサービスをしています。

⑤変わった職員

 工場にいる職員は全員なのですが、完成品は素手で触らず必ず手袋を着用して大切に扱います。作っているカトラリーが地面に落ちそうになってしまった時、全力でカトラリーをみんなで守るため、中には膝を血だらけにしながらかばう社員もいました。1つ1つのカトラリーが完成するまでに、たくさんの仲間が心を込めて作り、傷がないか、一つ一つ目視でどんな小さな傷もないように厳しくチェックします。やはり、その工程にかかわった過程を思うと、自分の身から血が流れていても、カトラリーを守らなければと思うのです。

⑥職業病の様な癖はありますか?

ついつい、レストランのカトラリーをひっくり返して、どこの会社が作った製品か、裏を見てしまします。

また、たまに、レストランのフォークの先が曲がっているのを見つけると、すぐ直してしまいます。ですが、中には曲がったフォークを見つけるとカトラリーを作っているものとして、曲がったフォークを置いていることが我慢できず、折り曲げてしまう方もおり、どちらのタイプか分かれるんです。(笑)

⑦編集後書

妥協がなく、常にデザイナーさん達の新しい意見などを取り入れ、挑戦し続けようという気持ちなど、この山崎金属工業さんがなぜカトラリー業界で先頭を走り続けているのが伝わりました。

そして、ここからはショールームの中を見学させていただきましたよ♪

山崎金属工業さんのカトラリーはとってもデザイン性が高いんです( ゚Д゚)

まず、初めにこちらは先程紹介した、ノーベル賞晩餐会で世界の頭脳たちが使ったデザインのカトラリーです!「お料理が主役」

山崎金属工業さんは、カトラリーを毎日作っていますが、あくまでもカトラリーはそのお料理をおいしく食べる為には、使い心地のよいものでなければ料理の邪魔をしてしまいます。また、カトラリーはテーブルを飾る道具でもあり、見た目でも料理がおいしく感じるので、デザイン性にも心がけているとのことでした。

次にこのカトラリーは「GONE FISHIN」魚をイメージしたカトラリーです。

しかも、このカトラリーを作るときに抜いた、ステンレスを使って、アロマキャンドルホルダーも作っているんです!

余すところなく使われているんですね(*^-^*)

続いては、「reddot design award」の「best of the best」という世界的な賞を受賞したこのカトラリー!

この賞は、革新性・機能性・人間工学・エコロジー・耐久性など9つの基準から審査されます。これらをクリアした作品にレッド・ドット賞が贈られ、その中でも特に優れている作品には、ベスト・オブ・ザ・ベストが贈られます。

山崎金属工業さんのカトラリーには、そのデザインを考えたデザイナーさんの

名前がカトラリーの裏にきちんと刻印されるんです。

なので、デザイナーさん達もやりがいを感じながらお仕事ができますね(´▽`*)

さて、たくさん素敵なカトラリーを見せていただいた後は、カトラリーがどの様にして出来上がるのかお勉強です(^^)/

右のヘラはフォークが出来る前の状態です。

それを口に入れる先の方を切り抜いて見慣れたフォークの形にします!

簡単にすいすいやっているように見えましたが、やはりスピードの速さと正確さは熟練の技だそう ^^☆

そして、最後に完成したカトラリーは1つ1つ手作業で点検します。

小さな傷で私達が見たらほとんどわからない傷もすぐに見分けます( *´艸`)

こうした選び抜かれたエリートなカトラリーは、どれも傷一つなく光っていんです♬

ざっくり紹介したので、あっという間に完成したかの様に見えましたが、1つの製品が出来上がるまでに、35工程もあるんです|д゚)!?

デザインによっては、50工程以上あるものもあるんだとか!

普段使っている何気ないフォークもこんなに職人さんが魂を込めて作っているのを見させ

えていただくと、大切に使わなければいけないと思いました。

山崎金属工業様ありがとうございました\(^o^)/

次回もお楽しみに~☆彡

リリマリリポートメンバー

・山田彩乃

・新野今日子

・矢田美沙希

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

山崎金属工業株式会社

所有地:新潟県燕市大曲2570番地

代表者:山崎 悦次

TEL:0256-63-7015

FAX:0256-64-5790

URL:http://www.yamazakitableware.co.jp

主要製品:カトラリー

特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page